こんにちは,現役大学院生のoyoshiです.
そろそろこの時期かなーっと思い,今回書かせていただきます.
理系大学生にとっての「研究室見学」.どう考えていますか?
まず言っておくのは,「友達と一緒のところがいい」とか,「なんかやってることがカッコ良さそう」とかで選ぼうとしないでください.
これは絶対です!!!
自分は「友達が入るから一緒のところにしよう」という感じで研究室を選びました.
今となっては後悔しています.
研究室での生活が嫌になって学校から失踪・音信不通になったり,突然お休みする人もいました(自分もその一人です)
今はいろいろ吹っ切れて,ちゃんと学校に行っていますが,研究室をやめて別の研究室に行ったりする人もいます.
そんなことにならないように,今回自分なりに研究室の選び方について,大きく4つにまとめてみました.
研究室OBや現役生との意見交換
研究室配属が始まる前にあるのが,「研究室訪問」です.
大体の研究室が,「研究室・研究内容の紹介」からの「質問会」だと思います.
研究室・研究内容の紹介では,教授や准教授が同席することが多く,いわば研究室の表面です.
質問会では,その研究室に配属されている先輩方からお話をいろいろ聞けます.
ここでは教授等が同席することはほとんどなく,実際に研究室がどんな雰囲気かを聞くことができます.いわば裏面です.
重要なのは「質問会」で裏面について知ることです.大体の先輩方は,自分の研究室が厳しいかどうかは教えてくれます.
ただ,研究内容の紹介についても,実際に自分がやりたいかやりたくないかを判断する材料になると思います.
コアタイム,長期休み
これは研究室によります.コアタイムがある場合でも,いろいろパターンがあります.
コアタイムが存在する場合
- 平日は毎日学校に行く必要性がある or ない
- 時間拘束(何時〜何時まではいないといけない等) がある or ない
- 長期休み(春休み,夏休み,年末年始等)がある or ない
- ゼミがある or ない基本的にコアタイムがあるかどうかは教えてくれます.
ただ上記の4パターンのどれに当てはまるかは,先輩方に実際に聞いてみないとわからないことが多いです.
研究室のウワサ
他の研究室へ見学しに行った時に,先輩方に聞いてみてください.
「~~の研究室がいいなって思ってるんですけど,正直どんな感じですか」って聞いてみると,結構ウワサされていることが多いです.
やばいウワサが流れている研究室ほど,やばいです.
ブラックかどうか知りたい研究室にいる先輩方が話してくれないことも,他の研究室の先輩だと教えてくれることもあります.
研究内容,実績
これまでの判断材料をもとに,「あ,ここはブラックじゃないからここにしよ!!」って考えたとします.
そこで確認すべきことが一つ.本当にそこが自分のやりたいこと・興味を持っていることを研究しているかということです.
短くても1年,大学院に行くなら3年は同じ分野の研究をしないといけないので,モチベーションはすごく大事です.
研究室生活がすごくホワイトでも,数年間何も知識が得られなかった,では意味がありません.
正直なところ,自分がやりたい分野は優先すべきです.その上でその研究室がブラックではないかを判断してください
まとめ
自分は情報工学を専攻していますが,研究室選びという観点でいうと,他の学科・専攻でも共通だと思います.
最後に言っておきますが,あくまで研究室での本分は研究です.
負のストレスだけをためて,嫌な研究室生活を送るのだけは絶対に避けましょう.
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