初心者が学ぶ RDF.とりあえず調べてまとめてみた.

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RDFとは(その1)

RDFとはResource Descriotion Frameworkの略.
日本語で言うと「資源記述枠組み」..?

セマンティックウェブを実現するための技術的な構成要素の一つと言われている.

セマンティックウェブって?

一見何の意味も持たないような情報リソースに対して,何かしらの意味を持たせることで計算機が自律的に処理を行えるようにすること.

ある情報リソースは,人間側が理解できるものでも,計算機はそれが何の意味を持つのかを理解できないことが多い.各情報に対して,それが何の情報なのか(メタデータ)を付与することで,計算機が理解できるようにする.

RDFとは(その2)

要素間の関係性を記述することで,計算機に理解してもらうようにすること.
2つの要素間の関係性を図で表すと,以下のようになる.

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「学生」と「プログラミング」という2つの要素があり,「勉強する」という要素で矢印が引かれています.
これは「学生」と「プログラミング」という要素間が「勉強する」というラベルで関係づけられていますよってことを示しています.

まだこの段階では計算機が理解することは難しいですが,簡単に言うとこんな感じです.

実際のRDFでは2要素だけではなくて,複数個(10個,100個,それ以上)の要素の関係性をこのようなグラフで表したりします.

RDFの応用

先ほどの図だと「学生」が主語,「プログラミング」が目的語,「勉強する」が述語だと考えると以下のような文ができると思います.

「学生」は「プログラミング」を「勉強する」

このように文章生成もできたりします.

計算機が理解できるようにするためにRDFで表現すると言いましたが,人間が理解できるように文章化することもできるわけです.

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